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June 14, 2006

県美が20周年です(^^)

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湿気は大嫌いですが、空調の効いた喫茶室から外眺めるのはよいですな(^^)。いえね、ワタシは「みぃはぁ」に奇麗なモノが好きなんです。そこで毎年収入の中から少なからぬ金額を「ま、良きにはからってくれたまえ」と渡し、確かな作品をコレクションさせ、ついでに面倒な管理も一任してます。そんなんで時々コレクションを見に来ては珈琲など喫してゆくわけでしてね...もっとも...お金は「税金」っつって、コレクション任せてるのは「静岡県立美術館」っちゅーんですけどもf(^ー^;。

ま、「をやじぎゃく」はおいといて、「県美」が目出度く20周年です(^^)。

20周年記念コレクション展っちゅーコトで、7/9迄「コレクション20年の情熱 I 心にひびく風景画-富士山からセザンヌ、ゴーギャンまで-」開催中。7/26〜9/3は「コレクション20年の情熱 II 時代を超える個性 -若冲、クレーから戦後アメリカ美術まで-」が開催される、とゆーことになってます。

そこでさて今回は風景画。のしのしと闖入しますに、日本の画家さんの作品では、ご当地モノとて富士山の絵が沢山...ちょっと大きいけど、持ち逃げするなら谷文晁「富士山図屏風」がよいな、と(^^ゞ。お土産のクリアフォルダとか紙袋の上等な奴にあしらうなら横山大観「群青富士」かな(^^;。誤解の無いように申し上げますが、別に後者を揶揄しているワケではございませんです。色も構図も明快で、小さなお土産に作っても映えるのでわないか。所謂グラフィックデザイン???っちゅーですか、そちらとしても優れるよに思いましたまでのコトです。

で。日本の油彩画はいいとして、西洋人による油彩風景画、特に印象派以前のモノ...大の苦手(^_^;)...普段はヤニっこいし暗っぽいしで敬遠してるですが、今回は我慢して順繰りに、珍しくも解説読み読み眺めて行きますと...なるほどねぇ...「聖ナントカに祝福を授ける大天使カントカ」なんて絵の背景だったですね、風景って。それが独立して風景だけ書くようになってったワケですか...。神様描かないで風景だけ描いたり、露骨に農民だけ描くのも前衛だったんですねぇ。
ほいで、「印象派」になると、いきなり明るくなるですね。屋外自然光での風景を描いたですね...明るい戸外での写生ってのも過激な行為だったワケかぁ...ふと思ったですが、「チューブ絵の具」とか発明されたのって印象派と同時期ぢゃないでしょかね???。自分で絵の具コネてたら、「戸外に画架たてて、ちゃっちゃか色塗る」なんてコト出来ないような気がするですが、どんなモンなんでしょう?>どなたか。

絵画コレクション以外にも、県美には彫刻もかなりあります。ワタシのお気に入りは、屋外にあるのでは、いつかもネタにした清水九兵衛「地簪」。屋内展示だとこれですな↓


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ブランクーシ「ポガニー嬢 II」でございます。実物だと若干大きいので、1/3っくらいのレプリカ作って売ってたら、買って帰って下駄箱の上に飾るんだけど...フキフキ ""A^^;。

ゑ?、誰でも知ってるよなモノは無いのかって???。ありますですよ、ロダン。小品は言うに及ばず、「考える人」「カレーの市民」「地獄の門」の大作三つ。しかも常設(^^♪。此奴等はブロンズですから作ろうと思えば数は作れるよーですが(ブロンズ鋳造方法の解説なぞも当然あります)、ロダンによる原型は仏蘭西の国家管理。お金払えばゴロゴロ作らせて貰えるってモノではございません。

今時期は駐車場から美術館までの並木も奇麗ですし、県立美術館まで出かけられてはいかがでしょ?。アタリマエですが空調効いてて涼しいし、なんかこー「いかにもこーきゅー」なモノに触れたようで、「みぃはぁ」気分が良い感じに満たされますですよん(^^)。

静岡県立美術館→http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/

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Comments

ひえっ.もう県美が20周年!? …って驚く程の事はないかー.ワタシが老けただけのことですわねぇ.いやぁしかし月日の経つのは早いもんで.

さても,絵のテーマとしての「風景」の発見と,絵具の技術革新ってのが,どっちが先か,これはたぶんニワトリとタマゴだと思うんですが,テクノロジー面で決定的だったのは「錫チューブ」だと思いますね.1800年代半ばだと思います.テンペラから油絵具に移行しつつあった絵具そのものより,それを密閉して持ち歩くことが出来るようになったことの方が,結果的には大きかったんじゃないかと思いますねぇ.

これは例えば「写真術」が,カメラ・オブスキュラを通した人の手によるトレースから,銀塩に移行して屋外写真へと進んで行くプロセスと似ているかもですね.トレースってのはモビリティありませんから.

#ちなみに,昨今の写真のデジタル化ってのは,光学的に投影された画面をトレースして行くという点ではルネサンス期のカメラ・オブスキュラへ回帰していると考えていいと思います.違いは手順が自動化されてるかそうでないか.だけですね.

あと,県美のお帰りには,坂を降りたところの四つ辻にある軽食堂「クッチーナ」で,スズキシェフに,ワタシの本名か,或いは“124SpiderとPandaに乗っていたあの人” の知人.と言うと,パスタの盛りがよくなるかグラスワインの量が増えるか,或いは塩撒かれて追い払われるかの何れかだと思いますので,イチカバチカで試してみるのも一興かとw

Posted by: 「い」 | June 16, 2006 at 00:38

>「い」様
静岡県立美術館は20周年。三島の(財)佐野美術館は40周年でございます(^^)。25周年の際、設立当初からの「佐の美」スタッフさんに、「ここってワタシと同い歳なんですね」ったら複雑な顔されてましたですが、今回はどんな反応なんだろf(^ー^;。

さて、絵の具ですが...「にゅーもぉど」が出るには、理由が一つってコトは無いように思う&エカキさんったって世間の動きとは関係無しではいられなかろう、なんて思ったら気になっちゃった次第です。
仰せの通り「ニワトリタマゴ」ですし、技術革新と同調するモンでは無いでしょうが、並べて考えるのも素人の楽しみなのです(^^ゞ。

で。今度よってみます(^^)>「クッチーナ」

Posted by: 1sugi | June 16, 2006 at 23:08

佐野美も40周年ですかー.って流石に此処の開館のときは記憶がありませんが.ただ,佐野美術館の前の通りは,かつては雅叙園ホテルがあって,全体に緑濃く水路にも風情があって良い通りだったんですよねぇ.親戚が雅叙園に勤めてたんで,それは記憶にあります.今は名園で知られた雅叙園も無くなって殺風景なマンションになってしまったし,道も拡幅されたのはいいんだけど何か白々と殺風景な通りになってしまいましたがねぇ.

三島と言えば楽寿園ですが,あれは確か朝鮮の李王家の別邸跡.こちら伊東にも李王家の別邸跡が公園になってますが,どっちも周辺環境が実に雑駁なものになってしまっていて非常に残念であります.
どうもこちらの行政ってのは,昔からの由緒ある味わい深い界隈は容赦なくぶっ壊す癖に,「町興し」などと言って変哲も無いところを大金掛けて再開発したりしていてイヤハヤ何とも.

Posted by: 「い」 | June 21, 2006 at 02:20

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