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July 24, 2008

こーゆーのもアリ!?。

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三島市の佐野美術館におきまして、「しりあがり寿 スミ絵だったりアニメだったり」展を9/1まで開催中です。

以下、例によって手前勝手な思いこみに満ち満ちた感想文でございます。



そも「しりあがり寿」なる漫画家さん。

ウチの本箱にも「ヒゲのOL藪内笹子」と「弥次喜多 in Deep」ぐらいは置いてあるんでメジャーな人と言ってよいのでしょう。

そもギャグだかホラーだかわかんないシュールが売りの人ですが、「弥次喜多 in Deep」の単行本を佐野美術館のショップで売ってるって状態が既に充分シュールですわいなぁ...ご存命の作家さんの作品が並ぶコトもまれな佐野美術館で、いくら深読みが聞くったって「ホモでラリ中の弥次喜多」のマンガ単行本売ってるんですから長生きはするモンですf(^ー^;。

ま。

静岡県出身の「ぶんかじん」っちゅーと40年っくらい前なら小川国夫、30年ほど前は大岡信、20年っくらいなら前は村松友視、ここ最近はこの人、と、ゆーコトになっておりますので、こーなってもいーのかな(w。




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子供が成人するまではなんとか「地球防衛家のヒトビト」なんかでがんばり、その先は地元に帰ったら先生と呼ばれ、地方銀行の通帳キャラかなんか描いてポツポツ年金みたいに印税が入るのがいいなぁ...なんて西原理恵子女史と冗談だか真面目なんだかわからないコト語り合ったりしてらっしゃいましたが、静岡市葵区のマスコットキャラ(...この着ぐるみがナマで見ると実にキモチワルイ(^^;)描いたりで夢に近づきましたですかね???。最近の勢いでは清○銀行の通帳キャラまでもう一押しっぽいよーな気もします(^_^;)。


冗談はこのくらいにしないとアラヌ方向から本気で怒られそーなので止めますm(__)m。

で、さて。

蛭子能収,西原理恵子,しりあがり寿ったら「絵がヘタなのを売りにしてる御三家」であります。NHKの番組でゆーてましたが、後二者が漫画家を志した頃は大友克彦や江口寿史っぽい「奇麗な絵」が主流になり始めた頃。なんとか持ち込み原稿を目立たせるために編み出した手法が「ヘタ」なんだそうですね。「今ではすっかり楽するのに慣れちゃって、年々ヘタになってゆく」なんてゆーてはりましたけど、本気なんだかどーなんだか...

んで。

...ヘタを売りにする一筋縄ではくくれない確信犯ひねくれマンガ家が「げーじゅつ」したモノが伝統工芸に強い美術館の展示室でどう見える???...ってワクテカで会場に闖入いたしますに...

これがですね、奇麗に収まってます。

担当学芸員さんの力も勿論です。コンナモノの展示計画たてるのは普通じゃ出来ません。照明から装置から何から...インスタレーションって難しいんですから...脱帽m(__)m。

それと、作品自体の「余白」の使い方が展覧会タイトルどおり「スミ絵」だからかな、とも。
何と申しましょうかね、全く何にも無い「空白」ではなく、なんとなく意味や響きを持たせた「余白」に見えました。

ま、そりゃーそーか。漫画家さんですもの。真っ白原稿(江口寿史の言う『白いワニ』(^^;)と戦い、〆切までに埋めてナンボの仕事師さんですものね。白ボテの「空白」じゃあ駄目だものねぃ...

好き嫌いはいざしらず。アリナシで言ったら「こういうのもアリ」だねぇ...なんて思いながら会場を出たのでございます。

佐野美術館HP=>http://www.sanobi.or.jp/


P.S
個人的な好みで漫画の「絵」のコトを申さば、「大日本天狗党絵詞」「セクシーボイスアンドロボ」の黒田硫黄や、「鉄コン筋クリート」の頃の松本大洋のほーが好みなのですが...そこはまぁ好みですから(^^ゞ。

あと、チラシを配って歩いたら、凄く反応がよかったです。この絵柄って"カワイイ"んですって(^_^;)。

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Comments

静岡県富士市出身の、すがやみつるさんもいらっしゃいますね。

http://sugaya.otaden.jp/
こちらの「仮面ライダー青春譜」の再録は面白いです。

Posted by: akira isida | July 24, 2008 at 21:46

>isida様

図書館の「郷土作家コーナー」には、すがやみつるさんと望月あきらさんの作品が並んでたりします(^_^;)。

ポップスの林哲司さんとかも出身は富士市ですな、そーいえば。

静岡出身の立派な方は多いですが、なにしろ東京に近いので、サッカー選手以外は「地元で活躍」とはいかないモノなようでございます。

Posted by: 1sugi | July 24, 2008 at 22:30

すばらしい図書館だなあ(^^)。

しりあがり寿さんのDVD持ってます。NHKみんなのうたの「とのさまガエル」ってやつ。バックのアニメーションがしりあがり寿さんで、石坂浩二さんの歌というかナレーションにかぶさって、とっても不思議な雰囲気です。

Posted by: akira isida | July 25, 2008 at 19:59

ヴィジュアル・アートではありませんが,サウンド系では土屋 昌巳が富士市ですね.ワタシは1982年の “Rice Music” で,「おぉっ,お米の音楽とは目の着けどころがスルドイ!」と感服したのですが,本人の資質なのかどうか,どうもその後深く掘り下げて行かれなかったようで.

Posted by: 「い」 | July 25, 2008 at 23:24

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